鎖骨下動脈瘤の手術

loeys-dietz 症候群

こんにちは、mikanです!

ロイス・ディーツ症候群(LDS)では、結合組織が弱いために全身の血管に動脈瘤ができやすい状態です。今回は、鎖骨下動脈瘤の手術についてお話しします。


鎖骨下動脈瘤の初期症状

最初に気づいたのは、鎖骨の上あたりが膨らんでいることでした。肩こりが気になり、その部分をさすっているときに発見しました。初期段階では特に症状はなく、経過観察が続いていました。

しかしある日、朝起きたときに動脈瘤がある方の腕だけがだる重く感じられ、その日の昼頃にはビリッとした痛みが走りました。「これはやばいかも」と思い、すぐに病院を受診。診察の際、医師が「脈が触れているから大丈夫」と話していました。動脈瘤から出血したりしている場合には脈が触れなくなるそうです。脈が触れているかどうかは、受診の判断材料として参考になるかもしれません。

検査の結果、動脈瘤に大きな変化や血腫は見られず、ひとまず安心。ただし、予定手術として鎖骨下動脈瘤を人工血管に置き換えることが決まりました。


鎖骨下動脈瘤の手術目的

医師によると、鎖骨下動脈瘤の手術目的には次の2つがあるそうです。

  1. 動脈瘤が神経を圧迫し、しびれを引き起こすのを防ぐため
  2. 動脈瘤内で血液がよどみ、血栓ができるのを防ぐため
    • 動脈瘤内でできた血栓が指先などに飛んで詰まるリスクがあるためです。

手術と術後の過ごし方

これまでにも何度か手術を経験しており、今回も信頼している医師にお願いしたので、緊張せずに手術の日を迎えることができました。

術後の大変だったこと:

  1. 指先のしびれ
    指先のしびれは術後に出た症状の一つですが、徐々に改善していくそうで、少し時間が必要なようです。
  2. 創部が見えることで洋服選びが制限されたこと
    もともと首元が大きく開いた服は着ませんが、クルーネックでも角度によっては創部が見えることがありました。そのため、ハイネックの服を選ぶようにしました。特に、ユニクロのカシミヤ混ヒートテックが着心地がよく、薄手で他の服に響かず便利でした。

まとめ

鎖骨下動脈瘤の手術はリスクを抑えるために必要な処置でした。術後の経過には個人差があり、時間をかけて回復していくことが重要です。

同じような手術を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。一人ひとり状況は違いますが、必要な情報を医師と共有しながら、無理せず取り組んでいきましょう。

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